調査項目・調査方法

  1. 調査項目と調査基準
    • 色…無色、褐色、茶色、緑色など
    • にごり…あり、なし(透明)、にごりの強弱など
    • におい…あり、なし、藻のにおいやドロのにおいなど
    • 硝酸態窒素…数字が大きいほど水が汚い
    • COD…数字が大きいほど水中の有機物が多い
    • 全硬度…数字が大きいほど硬水、小さいほど軟水
    • 電気伝導率…数字が大きいほど水中の塩分(イオン)が多い
    • pH…数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性
    • 水温…温度計を使用
  2. 調査方法
  3. 硝酸態窒素、pH、COD、全硬度の4項目は以下薬品を使用し測定した。

    • パックテスト 硝酸/硝酸態窒素 WAK-NO3
    • パックテストPH WAK-pH
    • パックテスト COD(低濃度) WAK-COD
    • パックテスト 全硬度(総硬度) WAK-TH

測り方

  1. チューブ先端のラインを引き抜く。この際、先端に触れないよう注意する。
  2. 穴を上にして、指でチューブの下半分を強くつまみ、中の空気を追い出す。
  3. そのまま穴を検水の中に入れ、つまんだ指をゆるめ、半分ぐらい水を吸い込むまで待つ。
  4. 液が漏れないようにかるく5〜6回振る。
  5. 指定時間後にチューブを標準色にのせて比色する。(指定時間は項目によりそれぞれ異なる。)
  6. ※尚、写真では「pH」を例に測定

比色と測定値の読み方

指定時間後にチューブ内の水の色を標準値と比べ、一番近い色の値がその水の検水の測定値になる。

標準色と色の間の場合は、だいたいの中間の値を読む。